教え子から届いた心温まるメッセージ

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先日、社会人となった卒塾生から、HPのお問い合わせフォームを通じて思いがけないメッセージをいただきました。

 

その教え子が初めて入塾したのは、小学5年生の終わり。少し天然なところがあり、友達のプリントを間違えて持ち帰ってしまい、自分の分と友達の分、二人分の宿題をやってきたこともありました。

 

中3年に進級する際、やむを得ない事情で退塾することになりましたが、不義理なかたちではなかったため、快く送り出しました。ところが同じ年の夏期講習前、本人から「やっぱり戻りたい」と、公衆電話を使って直接連絡があったのです。その真剣な思いを受け止め、夏期講習から復帰し、見事に志望校へ合格を果たしました。

 

高校進学後は「高校の勉強は自分で頑張ります」と言って一度卒塾。しかし「戻ってくるのは歓迎するけれど、成績はある程度必要だからね」と伝えておりました。そして高校2年の後半、成績をしっかり維持したうえで再び復塾。驚くことに評定平均は5段階で4以上をキープしており、「指定校推薦が取れるのでは?」と提案しましたが、「この塾の環境で勉強したい」と言ってくれました。その言葉に応えて復塾を認め、最終的には難関私大に指定校推薦で合格しました。

 

 

連絡先を交換していなかったため、その後は疎遠になっていましたが、先日こうしてお問い合わせフォームからメッセージをいただき、陰ながら応援してくれていることを知りました。

 

私はこれまで、ブログやYouTubeの閲覧数が塾生数に比べて多いのは、SNSでのフォロワーさんのおかげだとばかり思っていました。けれども実際には、このように卒塾生が見てくれているのだと気づかされました

 

対面で会うことがなくても、互いの存在を覚えていてくれる。そこに人と人とのつながりの温かさを感じ、改めてこの仕事の尊さを感じました。

学力低下の背景と当塾の取り組み

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学力低下の背景と、私たちができること

文部科学省が実施する全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が公表されました。小6・中3を対象とした主要教科の平均スコアは、数学を除く4教科で前回調査より低下。子ども全体の学力低下がこれほど顕著に表れたのは、実に20年ぶりだといいます。

 

一方で保護者への調査では、平日に1時間以上勉強する子どもの割合は小6で37.1%、中3で58.9%。一方で、平日に2時間以上テレビゲームをする子は小6で37.1%、中3で41.5%。さらに、中3の53.3%が平日2時間以上スマートフォンや携帯を使用しているとの結果も出ています。

 

選択肢が増えた今、なぜ学力が下がるのか

私自身、20年以上教育現場に立ち続けてきました。その実感として、現在は「学力を伸ばすための選択肢」が圧倒的に増えています。対面指導、オンライン授業、コーチング型サポート―時代に合わせた多様な手段が整っています。

 

にもかかわらず、なぜ学力は下がるのでしょうか。
大きな要因の一つに「コミュニケーション能力の欠如」があると考えています。

 

「仲良しグループ」からの脱却

仲の良い友人同士だけでやり取りしていると、言葉が省略されても「空気」で通じてしまいます。主語や目的語を曖昧にしたまま意思疎通が成り立つ環境に慣れてしまうのです。

 

一方で、学力の高い生徒はこのコンフォートゾーンを抜け出し、第三者との会話を成立させます。さらに、良い意味で「厚かましさ」を持ち合わせており、講師に対しても臆することなく質問したり、教室の環境(エアコンの温度など)を率直に伝えたりします。

 

こうした積極的なコミュニケーションの積み重ねが、学びを深める大きな力になるのです。

 

会話ができる力が「学力」に直結する

コミュニケーション能力があれば、会話は成立します。そして、心の機微が分かるようになり、感情に流されずに「問題作成者の意図」を読み取ることができます。ただ知識を暗記するのではなく「どういう解答を作成すれば良いか」という本質的な理解に結びつきます。

 

     ▲AIによるコミュ力促進ツール

 

AIと人間の役割分担

もちろん、これからの学びにAIは欠かせません。効率化や情報整理には大きな力を発揮します。しかし、AIでは補えない部分―人と人との会話や、心の機微を理解する力―は、人間がしっかり支えていく必要があります。

 

学力低下のデータが出てしまった今だからこそ、私たち教育者と保護者が子どもたちに「学びの選び方」と「人との関わり方」を伝えていくことが大切だと感じています。

 

些細なことでも見逃しません

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当塾には、講師と接する面積がとても多い生徒さんが複数名います。

普段の授業に加えて、自習室の利用や頻繁な質問などを通して、講師と自然にコミュニケーションを重ねる生徒さんです。こういった生徒さんは、たとえ日常のちょっとしたやり取りであっても、講師は決して見逃すことはありません。些細な会話の中にも、その生徒さんの成長や変化がしっかりと見えてくるものです。

 

先日、非常に印象的な出来事がありました。

 

添付した写真は、三角形の面積を求める問題です。一見すると「底辺10cm、高さ6cm」の三角形の面積を求めればよいように見えます。しかし実は、そもそもこの条件では三角形自体が成立しないため、面積を求められないというのが正しい解答です。

 

 

私自身は、高校数学の専門知識がないので、理系の生徒さんに「なぜこの三角形が作れないのか、私のような数学に詳しくない人間にもわかるように説明してほしい」とお願いしました。大学入試においては国語力やコミュニケーション能力は全科目・教科に波及する欠かせない要素だからです

 

その生徒さんは、中学レベルにまで落とし込んで、分かりやすく説明してくれました。その説明を聞いていて、この生徒さんは相手の立場に立って丁寧に説明できる力をしっかりと身につけていると感じました。この姿勢は、志望大学への合格可能性が一段と高まってきたことを感じさせるものでした。

 

日々の授業以外の場面でも、生徒さんの成長を見逃さずにサポートする。それが当塾の大切な務めだと改めて感じています。もちろん、週に決まった授業にだけ参加する生徒さんとの間には、講師と接する面積に大きな違いが生まれます。

 

自習室の活用やAI教材の利用は、言わばファミレスのドリンクバーのようなものです。自由に使える環境をどう活かすかは、すべて本人次第です。うまく活用していただければ、講師と生徒のやり取りがより深まり、学力の飛躍的な向上につながります。

 

このような学びの環境は、当塾だけでなく、どの塾でも同じことが言えると思います。

 

塾の指導方針をしっかり受け止め、素直に、そして忠実に実践できる生徒さんは、必ず良い結果を引き寄せると感じております。

 

私たちも、そんな生徒さんの可能性を信じ、全力でサポートし続けます。

特定商取引法に基づく表記

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【販売事業者名】
進学塾 考学館

 

【運営責任者】
水野 貴司

 

【所在地】
〒504-0825
岐阜県各務原市蘇原柿沢町1丁目15番地3階

 

【電話番号】
058-383-8050(受付時間 16:00~22:00)

 

【メールアドレス】
takashimizunogtmsteam@yahoo.co.jp

 

【ホームページ】
https://kougakukan-k.jp/

 

【販売価格】
各商品ページをご参照ください。
491a3af197f8ea0a306e4ac41fd5f8c9.pdf

 

【商品代金以外の必要料金】
銀行振込の場合の振込手数料、教材費(必要に応じて)

 

【お支払い方法】
クレジットカード決済、銀行振込、現金支払い(教室での支払い)

 

【代金の支払い時期】
クレジットカード:ご注文時
銀行振込:ご注文後7日以内

 

【サービスの提供時期】
申込確認後、初回授業よりサービス開始

 

【キャンセル・返品・解約について】
サービスの性質上、サービス提供開始後のキャンセル・返金はお受けしておりません。

未受講分に関してはご相談の上、対応いたします。

 

【表現、及び商品に関する注意書き】
本サービスの効果には個人差があり、必ずしも成果や成績向上を保証するものではありません。

 

英単語の順番がバラバラでも読める理由とは?

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先日、SNSで見かけた興味深い英文をご紹介します。そこには、スペルがめちゃくちゃに入れ替わった英文が掲載されており、最初と最後の文字が正しければ、文字順がバラバラでも読めるというものでした。都市伝説的に「ケンブリッジ大学の研究」として広まっているため、目にしたことがある方も多いかもしれません。

 

 

実際にその文章を読んでみると、不思議なことに意味が理解できてしまいます。これは、人間の脳が単語全体の「形」や「パターン」を一瞬で把握しているためです。特に、英語がある程度身についている方であれば、単語を文字単位ではなく「かたまり」として捉えるため、スペルの順番が入れ替わっていても自然と解読できるのです。

 

単語を形で覚えるのは重要だが…
確かに、英単語を「形」で覚えることは大切ですが、それだけでは不十分です。文型や文法、品詞が分からない状態で、単語を丸暗記しても限界があります。受験英語や英会話、とりわけアカデミックな内容を扱う際には、単語力だけでは乗り切れません

 

たった26種類のアルファベットを駆使して、英語は非常に多様で複雑な文章を作り上げています。そのルールを知らずに、単語だけを並べるのは愚の骨頂です。たとえば、日本語でも語彙力が不足していると、相手に正確な意図が伝わらないことが多々あります。英語でも同様に、語彙だけでなく、文型や文法を駆使して初めて意図が的確に伝わるのです。

 

英語力向上に不可欠なのはコミュニケーション力
単語をただ暗記するだけでなく、正しく使いこなす力が重要です。そのためには、英語のルールを理解し、文型を意識して文章を組み立てる力が欠かせません。コミュニケーション力を高めるためには、基礎単語力と共に、理論的に英文を組み立てる力が必要です。

 

当塾が重視しているのは「理屈で覚える力」
当塾では、単語を暗記するだけでなく、なぜその語順になるのか、どうしてその文型が使われるのかをしっかりと理解していただきます。理屈を理解せずに、単語をただ並べるだけでは実力は身につきません。だからこそ、文型や文法、品詞を意識した指導を徹底しています。

 

これからも、ただ暗記するのではなく、「なぜ」を理解しながら学ぶ姿勢を大切にします。