励ましの声

先日、ある元教え子の保護者の方から励ましのメッセージをいただいた。

 

この地に来てもう11年目になる。社会人になっている教え子も多く、その保護者の方々には、当塾の開校の際に大変お世話になった。そのため、個人的な相談もかなりさせていただいている。

 

「楽しさやイベントを全面に押し出した方が生徒も集まるし、その方が時代に合っているのかも知れない。生徒も年を重ねるごとに打たれ弱くなっていくし、もう授業1本槍のうちのやり方は古いんですかね?」と近況を報告していたら…

 

思いもよらない返答が得られた。

 

「先生のお気持ちは伝わっている人にはちゃんと伝わっています。今でも○○(教え子)は、ことある事に先生があの時こう言っていた、と話してくれます。これからもどうか水野先生らしさを失わないで頑張って下さい。決して円やかにならないで下さいね。きっと他のみなさんもそう思ってるはずですから」

 

昨日の自習室は、中学生も高校生もテスト前ということもあり、満席になった。

何度見てもこの光景は気持ちがいい。一番前の席には、ついこの間までランドセルをしょっていた新中1生も頑張ってくれている。

 

先の保護者の方のお言葉で、少しはブレかけていた軸足がしっかりと固定された。

 

塾の方針は絶対に変えない。

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れる・られる、の関係が終わってから

ランチ

17日の日曜日は、元教え子と会う機会があった。

初めて出会ったのが前職時代、中1の時。今は社会人2年目。

 

前職を辞して、ニートをしていた時、偶然入った牛丼屋でバイトしていた場面に遭遇して、ものすごく恥ずかしかったのを良く覚えている。

 

当塾を開校してからは、ずっとアルバイトとして塾の発展に貢献してくれた大事な「友達」です。

 

女子会なみに色々な話が長時間できて、大変いい時間を過ごすことができた。

彼女だけではなく、何年も前の卒塾生の保護者の方からFBでメッセージをいただいたり、相談に乗っていただいたり…多少は今までやってきたことも間違いではないのかな、と思った。

 

最初に勤めた会社で、上司から「教える・教えられる、という関係が終わった後も関係を築くことができるのが本物の講師だ」と言われたことを改めて実感した、そんな一日でした。

新章スタート!!

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久しぶりの更新です!!

 

考学館各務原校は今年度で開校5年目に突入しました。

通常、個人で開業すると一年以内に90パーセントの方が撤退、もしくは倒産するといわれる塾業界。

場所もなく集会所から始まったこの4年間、色んな経験をさせていただきました。

 

4月12日(日)には、お客様への感謝の意も込めて、生徒の保護者様の経営されているカフェを貸し切って「開校4周年記念式典」を行いました。今いる塾生も、過去に在籍していた生徒も集まってもらい、大変いい時間を過ごすことができました。(許可をいただき、写真を掲載させていただいています)

 

最高品質の授業を追及し、愚直で泥臭い校舎運営を通して、改めて、周りの人に恵まれている我々は幸せ者だと実感しました。

 

今年度は、開校当初中1だった生徒たちが高校3年生となり、いよいよ大学受験に臨みます。

入塾当初は、数学の計算もあやふやでbe動詞と一般動詞の区別も怪しかった生徒たちが、今や当たり前のように、「get angry with」と「get angry at」の違いを説明できます。理系の生徒は初見の数Ⅲの問題も苦も無く解くレヴェルにまで達しています。

 

あと10か月程で、当塾の今まで掲げてきた「真の小中高一貫」の成果が目に見える形で証明されます。

 

もう十年以上前になりますが、ある方からこのように言われたことがあります。

「君には授業のセンスはない。頭の回転も決して速くはない。万人受けをするタイプの人間でもない。きっと他の人よりも辛いことを沢山経験するに違いない。ただ、君には一つだけ天性の才能がある。君の周りには君のことを理解し、助けてくれる人が常に現れる。それが君の唯一の才能だ」

 

まさにその通りかも知れません。

ここまで来られたのは、保護者の皆様、生徒の皆様のご支援とご協力の賜物です。

 

そして、全ての学年の生徒が揃った今年度は当塾の第2章の幕開けです。

今後もお客様に最高のサーヴィスを提供させていただきます。考学館各務原校をよろしくお願いいたします。

 

※考学館各務原校では、塾生以外のより多くのお客様に最高峰の授業を体験していただけるように「公開授業」をすることや、低学年の兄弟生が「真の塾の楽しさ」を体感していただけるような企画を検討中です詳細は、後日、改めてお伝えします。

高校生・生徒個別面談実施中です

新年度が始まり3週間が経過しましたが、いかがお過ごしでしょうか?

新高校1年の皆さんは、志望した学校が母校となりました。
高校でのご活躍を祈っています。

新高校2年の皆さんは、高校生活1年間を通してつけた力を生かし、次への進路への足掛かりとなる学年です。

新高校3年の皆さんは、いよいよ受験本番の年です。
志望校へ一歩ずつ着実に近づき、母校にしましょう。

中学生の皆さんは、考学館の先輩方の背中を追い、希望の高校へチャレンジしていきましょう。

現在、考学館では高校2・3年生において、生徒個別面談を実施しております。
理系の生徒は、私中嶋が担当しております。
面談では、将来の職業を意識し、志望大学・学部・学科を伺い、現在の学力との差から、今後の勉強スケジュール等の提案を行っています。

我々は今後も、生徒のサポートを全力で行ってまいります。

大きな誤算

先日、公立高校の一般選抜の合格発表があり、当塾の生徒は無事、全員が第一志望の公立高校に合格した

 

これでしばらくは、穏やかな日々が過ごせると思いつつ、校舎でコーヒーを飲みながら雑務をしていたのも束の間…

 

どういう風の吹き回しか、合格が決まったばかりの生徒が、自習にやって来たのである。しかも4名。「家にいても暇だから」だそうだ。普通、合格が決定した当日など遊びまくって当然。自分も大学合格が分かってから、3日間で50時間以上ゲームをして過ごした。

 

その翌日もその4名とは別の生徒が高校から出された課題を持って現れた。受験前とまったく同じ光景が見られる。彼らの後ろ姿を見ると、この4年間やってきたことも無駄じゃなかった、と改めて思った。

 

その中の1人は、入試で445点を獲ったと報告してくれた。中1の頃は配布プリントを全て無くし、激しく叱った生徒である。

 

何回か前の日報にも書いたように、今の中3生(4月からの高校生)にはものすごく手を焼いた。それと同時に、私自身が、「大人が諦めなければ生徒は必ず変わる」ということを逆に学んだ年でもあっただから、生徒たちには心の底から感謝している。「通ってくれてありがとう、これからもよろしく」と。

 

そして、本日は、高等部への継続の説明会をさせていただいた。彼らの「2回目の志望校合格」に向けて、講師一同全力でサポートしていくと固く誓ったのでした。

 

結局、当塾には平穏な日々はやって来ないのである…