笑えるネタを理解できるには、背景知識や教養が必要

当塾の全てのSNS(大学合格実績も2025版に更新済)
https://lit.link/takashimizunogtmsteam
▲隅々までご覧下さい。

 

「覆水盆に返らず」の笑える逸話から

ある予備校での出来事です。講師が「『覆水盆に返らず』の語源は、フクスイさんという人がお盆に帰省しなかったから、親の死に目に会えず後悔した話だ」と冗談を言いました。難関大クラスでは爆笑とツッコミの嵐。基礎教科クラスでは真剣にメモを取り、「なるほど、覚えよう」と暗記し始めたそうです。

 

このエピソードは、「笑えるネタを理解できるには、背景知識や教養・学力が必要」という良い例です。

 

今回のイラストの狙い

このイラストも、ただのギャグではありません。
テーマは 「共通認識の the」と、記憶を強化するための映像化の重要性 です。

 

 ▲イラストはSNSのフォロワーさんの提供です

 

Resist! Now is the time!
→ 「今こそ、その時だ!」という“共通認識”を示す the

 

A wise man who controls time
→ 「時を司る賢者」。ここに the はない。なぜ? まだ共通認識化されていないからです。

 

そして、この混沌とした光景を頭の中で映像化できれば、記憶にしっかり定着します。

 

なぜ映像化が重要か?

大学入試共通テストでは、英文を一語ずつ和訳する時間はありません。必要なのは「意味をその場でイメージできる力」です。映像化できれば、理解も速く、記憶にも残ります。

笑いと学びを結びつけることは、リテンション能力(記憶保持)を高める最強の手段です。

 

目指す授業

単なるテクニックや丸暗記ではなく、

●講師の意図をしっかり反映した学習

●笑いと学力を両立する授業

●本番で使える力を養う指導

 

これを提供することが、私たちプロの仕事だと考えています。

 

※ちなみに、当塾の共通テスト(英語)塾生平均は 8割以上 です。
(大学を一般受験する生徒)

 

これはテクニックに走らず、こうした「理解+映像化」の学習を大切にしているからこその結果です。

「顔つき」で大体は分かります

当塾の全てのSNS(大学合格実績も2025版に更新済)
https://lit.link/takashimizunogtmsteam
▲隅々までご覧下さい。

 

教え子の帰省と贈り物に寄せて

先日、大学3年生になった教え子が、帰省のついでにお母様と一緒に顔を見せに来てくれました。手には大きな箱―中身は大量のB4コピー紙。塾で毎日使うものです。本当にありがたい心遣いでした。

 

彼女との付き合いは、小学6年生の最後から大学合格まで。10代の成長を間近で見守ってきたので、こうして大学生になっても元気な顔を見せてくれるのは本当に嬉しいことです。

 

 

入塾当初の姿

思い返せば、入塾当初は塾をサボってしまい、注意したら涙を流すようなこともありました。高校入試も合格ラインぎりぎりで、決して順風満帆なスタートではありませんでした。

 

志望の変化と決断

高校では指定校推薦を狙っていましたが、高2の後期に「やっぱりやりたいことが見つかったので、一般受験で挑戦します」と宣言。そこから彼女の挑戦が本格的に始まりました。

 

全力の挑戦

全ての日曜日を犠牲にし、志望大学の入試に特化した対策を徹底的に実施。それでも高3の10月までは判定がすべてE判定。学校の先生からも「行けるところがない」と言われてしまうほどでした。

 

しかし、最後まで努力を重ねた結果―見事、第一志望の大学に合格。笑顔で報告に来てくれた日のことは、今でも鮮明に覚えています。

 

顔つきの変化

入塾したばかりの頃と比べると、彼女の「顔つき」はまるで別人です。人間は中身が大切なのは言うまでもありませんが、その「中身」を周囲に伝えるには、まず姿勢や態度、表情といった「外見」が大切です。彼女はそれを自らの成長で体現してくれました。

 

当塾の信念

短期間で成果を出す成功例も素晴らしいものですが、長い時間をかけて感受性を養い、人の心の機微を理解し、最後には驚くほど効率的にゴールを切る―それが当塾の教育の真髄です。

 

今日まで共に歩んでくれたことに、心から感謝します。

教え子から届いた心温まるメッセージ

当塾の全てのSNS(大学合格実績も2025版に更新済)
https://lit.link/takashimizunogtmsteam
▲隅々までご覧下さい。

 

先日、社会人となった卒塾生から、HPのお問い合わせフォームを通じて思いがけないメッセージをいただきました。

 

その教え子が初めて入塾したのは、小学5年生の終わり。少し天然なところがあり、友達のプリントを間違えて持ち帰ってしまい、自分の分と友達の分、二人分の宿題をやってきたこともありました。

 

中3年に進級する際、やむを得ない事情で退塾することになりましたが、不義理なかたちではなかったため、快く送り出しました。ところが同じ年の夏期講習前、本人から「やっぱり戻りたい」と、公衆電話を使って直接連絡があったのです。その真剣な思いを受け止め、夏期講習から復帰し、見事に志望校へ合格を果たしました。

 

高校進学後は「高校の勉強は自分で頑張ります」と言って一度卒塾。しかし「戻ってくるのは歓迎するけれど、成績はある程度必要だからね」と伝えておりました。そして高校2年の後半、成績をしっかり維持したうえで再び復塾。驚くことに評定平均は5段階で4以上をキープしており、「指定校推薦が取れるのでは?」と提案しましたが、「この塾の環境で勉強したい」と言ってくれました。その言葉に応えて復塾を認め、最終的には難関私大に指定校推薦で合格しました。

 

 

連絡先を交換していなかったため、その後は疎遠になっていましたが、先日こうしてお問い合わせフォームからメッセージをいただき、陰ながら応援してくれていることを知りました。

 

私はこれまで、ブログやYouTubeの閲覧数が塾生数に比べて多いのは、SNSでのフォロワーさんのおかげだとばかり思っていました。けれども実際には、このように卒塾生が見てくれているのだと気づかされました

 

対面で会うことがなくても、互いの存在を覚えていてくれる。そこに人と人とのつながりの温かさを感じ、改めてこの仕事の尊さを感じました。

学力低下の背景と当塾の取り組み

当塾の全てのSNS(大学合格実績も2025版に更新済)
https://lit.link/takashimizunogtmsteam
▲隅々までご覧下さい。

 

学力低下の背景と、私たちができること

文部科学省が実施する全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が公表されました。小6・中3を対象とした主要教科の平均スコアは、数学を除く4教科で前回調査より低下。子ども全体の学力低下がこれほど顕著に表れたのは、実に20年ぶりだといいます。

 

一方で保護者への調査では、平日に1時間以上勉強する子どもの割合は小6で37.1%、中3で58.9%。一方で、平日に2時間以上テレビゲームをする子は小6で37.1%、中3で41.5%。さらに、中3の53.3%が平日2時間以上スマートフォンや携帯を使用しているとの結果も出ています。

 

選択肢が増えた今、なぜ学力が下がるのか

私自身、20年以上教育現場に立ち続けてきました。その実感として、現在は「学力を伸ばすための選択肢」が圧倒的に増えています。対面指導、オンライン授業、コーチング型サポート―時代に合わせた多様な手段が整っています。

 

にもかかわらず、なぜ学力は下がるのでしょうか。
大きな要因の一つに「コミュニケーション能力の欠如」があると考えています。

 

「仲良しグループ」からの脱却

仲の良い友人同士だけでやり取りしていると、言葉が省略されても「空気」で通じてしまいます。主語や目的語を曖昧にしたまま意思疎通が成り立つ環境に慣れてしまうのです。

 

一方で、学力の高い生徒はこのコンフォートゾーンを抜け出し、第三者との会話を成立させます。さらに、良い意味で「厚かましさ」を持ち合わせており、講師に対しても臆することなく質問したり、教室の環境(エアコンの温度など)を率直に伝えたりします。

 

こうした積極的なコミュニケーションの積み重ねが、学びを深める大きな力になるのです。

 

会話ができる力が「学力」に直結する

コミュニケーション能力があれば、会話は成立します。そして、心の機微が分かるようになり、感情に流されずに「問題作成者の意図」を読み取ることができます。ただ知識を暗記するのではなく「どういう解答を作成すれば良いか」という本質的な理解に結びつきます。

 

     ▲AIによるコミュ力促進ツール

 

AIと人間の役割分担

もちろん、これからの学びにAIは欠かせません。効率化や情報整理には大きな力を発揮します。しかし、AIでは補えない部分―人と人との会話や、心の機微を理解する力―は、人間がしっかり支えていく必要があります。

 

学力低下のデータが出てしまった今だからこそ、私たち教育者と保護者が子どもたちに「学びの選び方」と「人との関わり方」を伝えていくことが大切だと感じています。