たった5分の授業が、海を越えて生きる瞬間

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学先マレーシアから届いた一枚の写真
先日、教え子から、誕生日のメッセージと共に一枚の写真が送られてきました。留学先のマレーシアで撮影された「ZON BEBAS ASAP ROKOK / SMOKE FREE ZONE」という禁煙看板の写真です。

 

なぜ彼女がこの看板の写真を送ってくれたのか。それは、彼女が高校生だった頃の授業での、たった5分ほどのトピックを覚えていてくれたからでした。

 

 

 

“Free”の本当の意味を知っていますか?
授業中、私は「Free」という単語の使い方について話しました。時間にして5分程度。ちょっとした雑談のようなものです。「Freeの元の意味は『ゼロ』です。だから”Smoke Free”は『タバコ吸い放題』ではなく『タバコゼロ』、つまり『禁煙』という意味なんですよ」

 

彼女はこの内容をしっかりと覚えていて、数年後、遠く離れたマレーシアでその看板を見つけ、「先生が教えてくれたあれだ!」と思い出して、写真を撮って送ってくれたのです。

 

板書をノートに写すだけでは、成績は上がらない
このエピソードが示しているのは、授業で本当に大切なのは何かということです。

 

黒板に書かれた内容をノートに写す。それだけでは不十分です。

 

◉本当に力になるのは、講師が話した内容

 

◉メインのトピックから派生した付随的な知識

 

何気ない会話の中に潜む学び

 

こうした「ノートには書かれない部分」をしっかり吸収することが、成績向上や志望大学合格につながります。

 

彼女を変えた「もう一つの変化」
実は、この教え子は最初、恥ずかしくて質問ができず、疑問を溜め込んでしまうタイプの生徒でした。しかし、あるとき彼女は変わりました。自分で問題意識を持ち、能動的に講師に質問するようになったのです。

 

その結果、彼女は通っている高校でトップクラスの成績を取れるようになりました。そして今、関西学院大学に進学し、マレーシアで充実した留学生活を送っています。

 

「他人を変える」ことはできない。でも「変わろうとする人」は、全力でサポートする

他人を変えることは不可能です。しかし、自分の意思で変わろうとする生徒には、いくらでもサポートができるのです。

 

考学館では、ただ授業を提供するだけではありません:

 

◉一人ひとりの疑問に丁寧に向き合う

 

◉授業の枠を超えた学びの場を提供する

 

◉能動的に学ぶ姿勢を育てる

 

そして何より、生徒が自分で「変わろう」と決めたとき、全力でその成長を支えます。

「わんこそば理論」と子どものキャパシティ

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「わんこそば理論」と子どものキャパシティ
最近、教育や子育ての分野で時折目にするようになったこの言葉は、ちょっとユニークな比喩表現です。

 

岩手県などで名物の「わんこそば」。一口分のそばを小さな椀に入れ、食べ終えるとすぐに次のそばが注がれます。食べる側が「もういいです」とフタをしない限り、給仕さんは「はい、どんどん」と休む間もなくお椀を満たしてくれる――そんな形式です。この「わんこそば」を人間関係や教育の場面に当てはめたものが、「わんこそば理論」です。

 

一言で言えば、「少しずつ、でも休む間もなく期待や要求を与え続けると、相手は断れずにキャパオーバーしてしまう」という考え方です。親や先生が「あなたならできるでしょ」「次もがんばってね」と、善意のつもりで次々と期待を重ねていく。それ自体は励ましのように見えますが、受け手の子どもにとっては「断りづらい」「休めない」「終わりが見えない」――そんなプレッシャーになることがあります。最初の一杯は「やってみよう」と思えても、気づけば丼が何十杯にもなっていた。それが「わんこそば理論」と呼ばれるゆえんです。

 

 

善意がプレッシャーになるとき

多くの保護者の方が、お子さんを心から信じ、応援しようとしています。しかし、「できるはず」「もっと頑張れる」という善意の期待が、知らず知らずのうちに“義務”や“圧力”に変わってしまうことがあります。

 

そう感じてしまう子どもたちは、逃げ場を失い、やがて学習意欲や自己肯定感を削られていきます。

 

🌱 本当に必要なのは、“量”ではなく“間合い”

子どもが安心して力を発揮するために大切なのは、「どれくらいのペースで」「どんなサポートが」「どの段階で」必要かを見極めることです。

 

一度にたくさんの「そば(課題や期待)」を出すのではなく「今、何杯目かな?」「ちょっと休憩が必要かな?」と、本人の様子を観察しながら進めていく――それが教育の本質です。

 

🏫 考学館のスタンス

当塾では、この「わんこそば理論」を反面教師として大切にしています。

 

お子様一人ひとりの学習ペースや心理状態を逐一把握し、今どの段階にいるのか、どんな支援が適切なのかを具体的にアドバイスしています。そのため、生徒がキャパオーバーを起こして潰れてしまうことはありません。

 

「もっと頑張れ」ではなく、「今の頑張りで十分だよ」「ここで一息つこう」と言える塾でありたい――

 

それが私たち考学館の教育方針です。

 

✨まとめ

「わんこそば理論」は、頑張りを強いる話ではなく、“支える側がどこまで相手の限界を見極められるか”という問いかけです。

 

応援と期待のバランスを大切に、子どもたちが自分のペースで成長できる環境を、これからも整えていきます。

若者がSNSから離れ始めた理由と、これからの学びの形

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SNSの時代が、静かに変わり始めている

今、インターネットの歴史が始まって以来、初めてのことが起きています。

 

2022年をピークに、SNSの利用時間が減少に転じたのです。

世界的な消費者調査会社GWI(Global Web Index)のデータによると、これまで右肩上がりだったSNS利用時間が、2022年を境に下降し始めました。しかも、この傾向はすべての年齢層で見られます。特に注目すべきは、最もSNSを使っていた若い世代(16~24歳)が、最も早くSNSから離れているという事実です。

 

 

なぜ、このようなことが起きているのでしょうか?

 

AIが溢れるSNS、そして「本物」を求める人々

この変化の背景には、いくつかの大きな要因があります。

 

  1. AI生成コンテンツの氾濫

最近のSNSを見ていて、「これ、本物の写真?それともAI?」と疑問に思うことがあります。AIの進化により、SNSのフィード(タイムライン)には、人工的に作られたコンテンツが溢れるようになりました。美しすぎる風景写真、完璧すぎる文章、リアルに見える偽の画像…。「本物」と「偽物」の境界が曖昧になる中で、多くの人がSNSに疲れを感じ始めています。

 

  1. 「時間の奪い合い」への気づき

もう一つの大きな理由は、私たちが「時間」というものの価値に気づき始めたことです。SNSは、私たちの注意を引きつけ、できるだけ長く滞在させるように設計されています。無限スクロール、おすすめアルゴリズム、通知機能…すべてが「時間を奪う」ために最適化されているのです。特に若い世代は、この仕組みに早く気づき、「この時間、本当に自分にとって価値があるのか?」と自問し始めています。

 

  1. リアルな体験とつながりへの渇望

オンラインでの表面的なつながりではなく、実際に会って話す、一緒に何かを体験する―そうした「リアル」な人間関係を求める動きが強まっています。画面越しのいいね!よりも、目の前の人との深い対話。100人のフォロワーよりも、3人の親友。そんな価値観の変化が、データにも表れているのです。

 

次に来るのは「Slow Media(スローメディア)」の時代

では、SNSから離れた人々は、どこへ向かっているのでしょうか?

 

キーワードは「Slow Media(スローメディア)」です。

Slow Mediaとは、情報やメディアとの付き合い方を根本から見直す考え方です。具体的には、次のような特徴があります。

 

質を重視する

大量の情報を高速で消費するのではなく、少数の質の高い情報をじっくり読み、深く考える。一つの記事を何度も読み返し、自分の頭で咀嚼する時間を大切にする。

 

深いつながりを築く

浅く広い関係ではなく、少人数との深い信頼関係を重視する。顔も知らない数百人のフォロワーより、本音で語り合える数人の友人を大切にする。

 

体験の価値を再発見する

画面越しの疑似体験ではなく、実際に見て、触れて、感じる体験を求める。バーチャルな世界よりも、五感で感じられるリアルな体験に価値を見出す。

 

時間を「価値化」する

無限にスクロールして時間を「消費」するのではなく、自分にとって本当に意味のある活動に時間を投資する

 

この「時間の奪い合い」から「時間の価値化」への転換こそ、私たちが今、直面している大きな社会変化なのです。

 

学びの本質も、「Slow」の中にある

ここで、私たちが大切にしている考え方とつながります。

 

本当の学びとは、Slow Mediaの考え方そのものです。

大量の問題を機械的に解くのではなく、一つの問題を深く理解すること。

 

多くの知識を浅く詰め込むのではなく、本質的な理解を時間をかけて築くこと。

 

オンライン動画を流し見するのではなく、先生や仲間と対話しながら、自分の頭で考え抜くこと。

 

SNS利用時間の減少というデータが示しているのは、単なるトレンドの変化ではありません。それは、「速さ」や「効率」だけを追い求めてきた時代から、「深さ」や「本質」を大切にする時代への、大きな転換点なのです。

 

時間を何に使うか

SNSを完全に否定する必要はありません。それは便利なツールであり、適切に使えば価値ある情報源にもなります。大切なのは、自分の時間を、自分でコントロールするということ。

 

流されるままに時間を消費するのではなく、自分にとって本当に価値のある活動―学び、成長、深いつながり、リアルな体験―に、意識的に時間を使う。

 

当塾では、そうした「時間の価値化」を実践しています。

 

じっくり考える時間、わかるまで対話する時間、自分の理解を深める時間。

 

それは一見、非効率に見えるかもしれません。でも、その「Slowな時間」こそが、本当の学力を育てるのです。

 

※本ブログのデータは、世界的な消費者調査会社GWI(Global Web Index)による、48カ国以上、27億人以上を対象とした調査に基づいています。

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ただのカッコいい名言で終わらせない英語学習

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アメリカの公民権運動の指導者、マルコムXの有名な言葉「By any means necessary」。

 

「いかなる手段を使ってでも」という意味で、しばしば「目的のためなら手段を選ばない」といった文脈で引用され、「過激な思想」と捉えられがちです。しかし、私たちはこの言葉をただの「カッコいい名言」で終わらせません。

 

① 受験英語に使える文法知識

この言葉は、実は関係代名詞の省略という受験でも重要な文法事項を含んでいます。

 

「By any means necessary」は、正確には「By any means (which are) necessary」という構造になっています。

 

「necessary(必要な)」という形容詞が「means(手段)」という名詞を後ろから修飾しているのですが、このように「名詞+形容詞」の形になったとき、「which are」のような関係代名詞とbe動詞が省略されることがあるのです。

 

例えば、「the room available」(利用可能な部屋)も同じです。これも「the room (which is) available」が省略された形です。

 

このように、ただの名言集も、使い方次第で大切な文法知識の宝庫になります。

 

② 誤解されがちな背景知識

次に、この言葉の背景にあるマルコムXの思想に触れます。

 

彼はよく「暴力肯定派」と誤解されますが、それは正確ではありません。彼の言葉の真意は、「白人社会からの暴力や弾圧に対して、黒人が一方的に耐えるのではなく、自分や家族を守るための正当防衛は必要である」というものでした。

 

実際に、公民権運動を始めてからの彼は、むやみな暴力に訴えるような活動はしていません。むしろ、彼は非常に勤勉な人物でした。

 

青少年期に刑務所に服役していた際、彼は猛烈な勢いで読書に励み、辞書を丸ごと暗記したという逸話が残されています。そこから彼は、自らの言葉で人々を動かす力を身につけていったのです。

 

③最終的な着地点をどこに置くか?

このように、たった一つの名言から、文法的な構造、そしてその言葉の生まれた背景や人物像まで、多角的に学ぶことができます。

 

英語を学ぶ上で、ただ単語や文法を覚えるだけでは、やがて行き詰まってしまいます。「By any means necessary」という言葉を、ただの「暴力的な名言」で終わらせるのではなく、「目的を達成するために、必要な努力は惜しまない」という、彼の勤勉さや強い意志の表れとして捉える。

 

そして、その姿勢を、受験勉強にも活かしてほしいのです。

 

「志望校合格」という目的のためには「By any means necessary」、必要なあらゆる手段(日々の予習復習、弱点克服、体調管理…)を講じていく。

 

私たちの授業では、こうした背景知識も踏まえることで、皆さんの学びをより深く、そして豊かなものにしていきます。ただの「カッコいい」で終わらせない、それが講師の力量です。