7〜8年ぶりの再会と、生徒との思い出

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先日、教え子と約7〜8年ぶりにランチに行ってきました。彼女とは15年以上の付き合いになりますが、印象的な生徒のことは、初めて会ったときからずっと覚えています。

 

 

彼女と最初に出会ったのは、中学1年生の2月。当時、塾でお弁当を食べていた彼女が、私にウインナーをくれたのが最初の会話だったと記憶しています。当塾開校後は4年間アルバイトとして働いてくれました。

 

 

彼女はとても努力家で、中学時代はテニス部の夜練があっても、夜9時過ぎに塾に来て最後の30分だけ授業を受け使ったプリントだけでもください」と言って勉強に励んでいました。当時はオンライン授業などなく、すべて対面授業。それでも彼女は、少しの時間でも無駄にせず、学び続ける姿勢を貫いていました。

 

 

努力の裏にある苦労
高校受験前は特に大変だったと思います。彼女は成績優秀で、通知表はほぼオール5。それでもプレッシャーやストレスから、涙をこぼす場面もありました。私は彼女がどれほど努力を重ねてきたかを知っています。確かに、もともと優秀で少ない勉強時間でも高成績を取れる生徒もいますが、彼女の場合は違いました。努力に努力を重ねてその成績を取っていたのです。

 

 

受験直前はほぼ毎日のように顔を合わせていたため、彼女の苦労やバックグラウンドをしっかり把握しながら、高校合格までサポートしました。だからこそ、彼女の表面的な成績だけを見て「あの子はすごい」と簡単に言われると、正直いい気はしません。どれだけの努力があったのかを知らずに「苦労せずに大学に入った」などと言われるのは、見当違いです。

 

 

全力でサポートする信念
私は、生徒一人ひとりの努力や背景を理解した上で、全力でサポートすることを大切にします。通ってくれている生徒やそのご家族のために、これからも全力で向き合い続けます。

合格最低点さえ取れば受かります

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この時期になると、公立高校入試の倍率が発表されます。特に高校受験を控える生徒さんにとっては、初めての受験ということもあり、「倍率が高くて不安だ」「自分は大丈夫だろうか」と心配になる方も多いでしょう。

 

しかし、倍率を眺めていても学力が上がるわけではありませんし、それによって倍率が下がることも、ライバルが減ることもありません。倍率をじっと見つめ続けることで受験が有利になるのであれば、好きなだけ眺めてもらっても構いませんが、現実はそうではないのです。

 

その間にも、倍率など気にせず、ひたすら合格に向かって努力を積み重ねている受験生がいるという事実を忘れてはなりません。当塾も予想屋ではありませんから、今後の倍率の変動を正確に予測することはできません。しかし、一つだけはっきりしていることがあります。それは『合格最低点さえ取れば受かる』 という極めてシンプルな事実です。

 

もし、本当に未来を正確に予測できるのであれば、「受験倍率の予測本」でも出版するか、「受験評論家」として活動します。しかし、そんな技術を持っている人はほとんどいません。だからこそ、そんな時間があるなら、当塾に来て勉強する方がよほど有意義だと考えます。

 

 

勉強のストレスは、勉強で解消せよ
当塾では、無理に強制することはありませんが『勉強のストレスは、勉強で解消せよ』という考え方を大切にしています。塾に来れば、講師とのコミュニケーションの中で自然と息抜きもできますし、学力向上はもちろんのこと、楽しい経験もできます。まさに「学びも楽しみも両方手に入れたい」という欲張りな方にぴったりの空間です。

 

倍率を見つめて時間を浪費するのは、はっきり言って無意味です。それは「自分は暇人です」とアピールしているようなもの。当塾ではそんな無駄を排し『今、何をすべきか』を明確にしながら、皆さんの合格を全力でサポートします。

受験後の心境と進学の選択

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受験の時期になると、当塾では毎年、多くの受験生が不安や期待を抱えながら勉強に励んでいます。今回は、当塾の代表である私自身が受験を経験した際の心境についてお話ししたいと思います。

 

 

 受験後に感じたこと

自分が受験生だった頃を振り返ると、大学に合格するまでの過程はもちろんのこと、合格した後のこともよく思い出します。私は第一志望の大学に無事合格することができ、家族や親戚からも「高校を中退したのによく頑張ったね」と祝ってもらえました。

 

しかし、不思議なもので、人間はどうしても欲が出てしまうものです。「もしかしたら、もっと高い偏差値の大学に行けたのではないか」「あの50分、あの1時間をもう少し頑張っていれば、もう1ランク上の大学も狙えたのではないか」と、後悔ではないものの、ふと考えることがありました。

 

そんな折、親から「もし、もっと上の大学を目指したいなら、もう1年浪人してもいいよ」と言われました。予備校の費用も出してもらえるという話でした。正直なところ、少し気持ちが揺れましたが、その時の自分の考え方は少し変わっていました。

 

 

選択の葛藤

私は高校も卒業しておらず、偏差値も当初は25〜27しかありませんでした。しかし、そこから努力を重ね、最終的には自分で大学を選べる立場になり、公平な一般入試を経て、受験した大学すべてに合格することができました。

 

「これで十分ではないか」と思う自分と、「もう少し頑張ればさらに上を目指せたのではないか」と考える自分がいて、心の中で葛藤しました。これは、当塾の生徒たちにもよく話すことなのですが、受験において「100%後悔がなく、完全に納得できるということは、ほとんどないのではないかと思います。

 

大学入試では、すべての受験生が第一志望に合格できるわけではありません。当然、当塾としての指導力不足もあるかもしれませんが、それでも「これだけ頑張ったのだから、その少しの後悔は大学生活で取り返そう」「大学生活を充実したものにしよう」と前向きに考えることが大切です。

 

▲トライアスロン部の練習で使用した学内温水プール

 

大学生活の価値

結果的に、私が進学した大学は大正解だったと思います。素晴らしい友人にも恵まれ、現在でも仕事を通じて関わる仲間が何人もいます。中には、当塾にご子息を預けてくださっている先輩もいます。

 

もちろん、別の大学に進んでいたとしても、素晴らしい出会いや経験があったかもしれません。しかし、私にとっては、やはり自分が進学した大学がベストな選択だったと感じています。そして、そこで出会った方々に、今後も恩返しをしていきたいと考えています。

 

受験を控える皆さんも、結果に一喜一憂するのではなく、「その先にどう生かすか」を考えてみてください。受験はあくまで通過点であり、大切なのはその後の選択と努力です。当塾は、その過程を全力でサポートしていきます。

SNSでの受験相談についての方針と想い

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現在、SNSを本格的に活用しながら情報発信を行っていますが、ありがたいことに、2025年2月現在でInstagramのフォロワーが1,200名を超えました。異業種の方々から多くを学びたいという意図もあり、同業者はほとんどいません。その中には、受験を控えたお子様の保護者の方々からのご相談も多く寄せられています。

 

特に、受験方式や学習方法、今後の進路についてのご相談をDMでいただくことが増えています。しかし、私自身も対面で指導している生徒がいるため、すべてのご相談に対応することは難しいのが現状です。そのため、いくつかの基準を設けて対応させていただいております。

 

 

ご相談をお受けする基準
私個人を指名していただくこと

SNSには多くの教育関係者がいらっしゃるため、他の方でも似たようなアドバイスができるケースがあります。そうした中で、私自身を信頼し、指名してご相談いただける方を優先しています。不特定多数の方に「○○を教えて下さい」と投稿されている方々も散見しますが、私は関わりませ

 

 

具体的なバックグラウンドをお伝えいただくこと

 

「どうやって勉強すればいいですか?」「志望校はどうやって選べばいいですか?」といった漠然とした質問ではなく、現在の状況やお子様の学習状況を詳しく共有いただいたうえで、ご相談いただける方に対して、より的確なアドバイスを提供しています。

 

私の活動を理解し、信頼していただけること

 

ブログやSNS、書籍、クラウドファンディングなど、私の活動に関心を持ち、「この人なら相談できる」と判断していただけた方のご相談を大切にしています。

 

ご相談への対応について
ご相談への対応は、現在のところ無償で行っています。また、場合によってはプリントや過去問の提供も行っています。ただし、私は受験相談を単なるマネタイズの手段とは考えておりません

 

尊敬する事業家の方から「安直に拝金主義に走るな」とアドバイスを受け、何よりも大切なのは誠実に対応し、信頼関係を築くことだと考えています。そのため、ご相談をきっかけに塾への勧誘をすることもありません。

 

今後の展望

今後も、必要としてくださる方がいる限り、対面・オンライン問わず、誠心誠意サポートしていきたいと考えています。将来的に、何かご協力をお願いすることがあるかもしれませんが、その際は温かく見守っていただければ幸いです。

受験シーズンが来るたびに思い出すこと

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毎年、花粉が舞い始めると「そろそろ受験の季節だな」と感じます。そしてこの時期になると、いつも思い出すことがあります。

 

私が塾講師になって1年目のこと。大手塾に勤めていた当時、同期は15名ほどいましたが、私は一番授業が下手でした。結果、最初の半年間は、たった2人の生徒に対して週に40分の授業しか任せてもらえませんでした。しかも50分授業のうちの40分で、最後の10分は先輩講師が担当。生徒の前で怒鳴られたことも幾度となくありました。

 

悔しい思いを抱えながら過ごした日々でしたが、今振り返ると、心から思うのは「あの2人に今の自分の授業を受けてもらいたかった」ということです。それから20年。毎年、目の前の生徒たちに対して「あの時の2人に届けたかった授業を、毎年アップデートして伝えよう」と思いながら向き合っています。

 

先日も高校3年生の生徒が泣きながら相談に来ました。人に頼られるのは嬉しいことですが、それ以上に「どうしたらこの生徒の願いを叶える手助けができるか」と考えます。塾はサービス業の一環。だから私は自分のことを「俺」とは言いません。「先生」とも言いません。

 

 

生徒にとって塾は非日常の空間。その中で、彼らが「ここに通ってよかった」と思えるよう、最後まで全力でサポートしていきます。